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なぜ「エンジン」を愛する歯科医は、治療スピードが圧倒的に速いのか?

ちょっと長いけど、お付き合いできる方はお付き合いください。

若い頃からエンジンをいじるのが好きでした。バイクのキャブレターを分解して、どのパーツがどんな役割を持っていて、どこが詰まると調子が悪くなるのか。手を油で汚しながら夢中になっていた、あの感覚は今でも忘れられません。

「構造を理解したとき、機械は必ず応えてくれる」という確信がそこにありました。

それが、そのまま自分の歯科治療の哲学になっています。

患者さんからよく言っていただきます。「先生、もう終わったんですか?」「思ってたより全然痛くなかったです」と。


多くの方が歯科治療に対して「時間がかかるもの、怖いもの、痛いもの」というイメージを持っていると思います。そして「丁寧にやってもらうなら時間がかかるはず」と、なんとなく信じている。

でもそれは、ちょっと違うんです。



本当に構造を理解した治療は、速いんです。そして速いから、痛みが少ない。これは矛盾じゃなくて、スピードこそが技術の証明だと私は思っています。



私が口の中を診るとき、「エンジン」として観ています。歯は単なる白い粒じゃなくて、噛み合わせのバランス、顎関節の動き、力の分散のされ方、骨の密度、歯根の角度、それらすべてが連動して「咬む」という機能を生み出している精密機械です。エンジンの各パーツが連携して出力を生むのとまったく同じ構造です。

熟練したメカニックは「どこが本当の原因か」をすぐに見抜きます。表面的な症状に惑わされず、構造的な問題を特定して、最短のアプローチで修復する。無駄な分解をしない。必要なところにだけ触れる。


歯科治療もまったく同じです。構造が見えていれば無駄な動きがなくて、無駄がないから速くて、必要最小限の介入だから痛みも体への負担も小さくなる。逆に言えば、治療に時間がかかるときというのは「構造が見えていない」か「迷っている」サインであることが多いんです。



ここで少し、金属の話をさせてください。

構造的な視点で口腔を診ていると、どうしても「金属」の問題に行き着きます。精密機械に異質な素材を組み込んだらどうなるか、想像してみてください。

金属は腐食します。唾液、温度変化、噛む力、この過酷な環境にさらされた金属イオンは少しずつ溶け出して、歯肉や粘膜、さらには全身に影響を与えていく可能性があります。噛み合わせの硬度バランスも崩れますし、電位差が生じて口の中に微弱な電流が流れることすらある。



エンジンのたとえで言えば、規格外のパーツを入れてごまかしているようなものです。動くには動く、でも本来のパフォーマンスは発揮できないし、いずれどこかに歪みが出てくる。

だから私はメタルフリー・金属除去の治療を推奨しています。ジルコニアやe.maxは強度・審美性・生体親和性のすべてにおいて金属を超えています。正しいパーツを、正しい場所に入れ直す。それだけのことなんです。

金属を取り除いて噛み合わせを整えると、患者さんからよく「なんか体が楽になった気がする」という声をいただきます。これは偶然じゃないと思っています。口腔は全身の入り口で、そこから「自分の健康を自分でデザインする」という主体性が始まる。それが当院の掲げるSelf Health Designという考え方につながっています。



最後に少しだけ。

「銀歯が気になっているけど、どうすればいいかわからない」「歯医者が怖くて、ずっと先延ばしにしてきた」「他の歯医者で治療時間が長くて、嫌になってしまった」そんな方こそ、一度来ていただきたいと思っています。

少なくとも「歯医者ってこんなに速いの?」という驚きはお約束できます。


金属除去・メタルフリー治療についての詳細はこちらからご覧ください。

ご予約・お問い合わせも同サイトからお気軽にどうぞ。お待ちしています。


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