金属の詰め物、被せ物の影響とジルコニウムについて その1



こんにちは、市ヶ尾駅前プラーザ歯科IT担当です。

先日先生にお願いして、金属がお口の中に入っている弊害と外した後に入れる素材について書いていただきましたので、順番にアップしていきますね。


このご説明はクリニックで治療前に先生が患者様に対して行っている説明を少し詳しくしたものですので、ご参考になれば幸いです。


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なぜ金属がだんだんと使われなくなってきたのか?

それは金属が体に良くないからです。

金属は金属結合という形で固まっています。

これは金属の原子(+)がその周りを動き回る電子(ー)の糊の様な働きで塊(固体)になっている状態です。

金属は粘り強く、固く、形を作る技術も簡単です。すごく力のかかる歯という固い組織を失った時にその部分を埋めたり、冠せたり、橋をかけたりするのに昔からある技術で正確に技工できました。

じょうぶで長持ち!しかも細菌の増殖を抑制する効果(実はこれは毒にもなる)もあって広く使われてきました。

金属の色をきらう修復には、昔からある技術の陶材(瀬戸モノ)焼き付けで歯の色や形を再現してきました コレがセラミック=陶磁器と呼ばれるモノです(七宝焼きやホーローと同じ製法です)。


材料としての性質は優れた金属ですが、生物学的には問題点が多くあります。

今までは金属以外に強い咬む力や長期の使用による磨滅などに耐えられる材料が実用化されていませんでしたので、とても多くの金属が皆さんのお口の中に入れられてきました。次第に明らかになってきた体に悪い面には目をつぶってきました

『金属イオンの毒性?』


金属はさまざまなイオンが溶けている液体の中では、電子を奪われてイオン化して溶けていきます。まさにお口の中の唾液に浸かっている金属の技工物がその様な状態です。

この溶け出した金属イオンがいろいろな悪さをするのがわかってきました。。

まず多くの歯科用合金に使われるような重い金属のイオンは毒だということ。

銀のイオンの殺菌スプレーがありますよね!銀のイオンなどの多くの金属イオンは細胞の中の化学反応に使われる酵素に結合してその働きを阻害します。コレで細菌が代謝の反応ができなくなって死ぬから殺菌できるのですが、人間の細胞も酵素を使って生きています。ですから人間の細胞にとっても毒だということです。

『アレルギーへの影響?』

人間の免疫系は害のあるものを排除しようと日夜働いています。

微量とはいえお口の中に入った金属が毎日24時間毒になるイオンを溶出させているとしたら、免疫系はこの毒を排除しようとしていつも臨戦体制で戦闘準備をしている状態になるでしょう。そこに無害の花粉君(一例)がフラフラ入ってきたら間違って一斉攻撃を受けるかもしれません(=過剰な防衛反応による炎症=アレルギー)。


アレルギーは一人一人の方がお母さんのお腹の中で栄養として与えられたものから今まで生きてくる間に食べたもの、飲んだもの、吸ったもの、触れたものなどに対する免疫系の反応の歴史で起こされるものですから一人一人のオーダーメイドの反応です。

とても複雑で全体像と個人のパターンの偏差が大きく、掴みにくい病態ですが、金属がコレに深く関わっていると思われる症例は臨床で多く見られます。




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