10年ほど前に自分で埋めたコンポジットレジンの詰め物(下顎左側6番、ゴールドインレイの遠心側)が脱落したので、お盆でヒマな間にちょっと治しておくかってことで、患者さんと歯医者さん一人二役しました。金の詰め物の後ろ側がボッコリ穴になってます。

1)まず、ライトに手鏡をテープで貼付けて、ライトのあたるエリアと自分から見て鏡で見えるエリアをあわせます。

2)歯茎を消毒したあと局所麻酔(注射)を行います。痛くないねぇ!

3)軟化象牙質(いわゆる腐っちゃった所)を綺麗に除去して!

4)窩洞をアルコールにて乾燥消毒、表面にくっつきが良くなるように処理を施します。
(エッチング,ボンディング)

5)プラスチックを何回かに分けて(重合収縮の影響が出ないように)流し込んで光を当てて固めて行きます。隣の歯との間にうすいフィルムを左手で固定して、右手で流し込みます。この時はアシスタントにいいタイミングで光を当ててもらいます。プラスチックがはみ出ないように、隣の歯との間が空かないように注意が必要な瞬間です。きつめに埋めて食べ物が挟まらないように、右手はくさびに持ち替えて隣の歯との間をいつもより広げています。

6)タービンで形態を修正して、噛み合わせを調整して、研磨して終了。何回か赤い色紙を噛んで噛み合わせを確認しています。


7)完成!綺麗に充填治療完了。この歯医者さんいけてる〜!

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